こんにちは、つばさです。
以前このツイートをしたところ思いのほか反響がありました。
みなさんは資料を作るとき何を参考にしていますか?
マーケティングにおいて市場調査は必須ですが、そのデータをどこから引用しますか?
自分で調査するにはサンプル数が少なすぎるし、毎回調べるのも大変だろうと思います。
そこで今回は無料で使える統計・調査データがまとめられているサイト13選を紹介します。
事実に即した提案をして周囲の信頼を勝ち取りましょう。
- 統計データとは
- 統計データを使用する際の注意点
- 無料の統計・調査データサイト13選
- 1.暮らしの動向ならコレ!博報堂生活定点
- 2.インターネット上の統計データまとめ!調査のチカラ
- 3.マーケティングリサーチ全般をサポート!NTTコムリサーチ
- 4.統計データの勉強もできる!インテージ
- 5.○○人に聞いてみた!マクロミルのモニタサイト
- 6.JMR生活総合研究所
- 7.モバイル系のトレンドはこれ!MMD研究所
- 8.子ども向け統計データベース!キッズすたっと
- 9.政府の統計データベース!e-Stat 政府統計の総合窓口
- 10.日本の産業に関するデータ!日本生産性本部
- 11.政府の経済・産業に関するデータ!経済産業省 経済解析室
- 12.政府の情報通信に関するデータ!総務省 情報通信統計データベース
- 13.政府の統計すべてを管轄!総務省 統計局
- 無料の統計・調査データサイト13選まとめ
- さいごに
統計データとは
統計とは、現象を調査することによって数量で把握することをいいます。
この調査によって得られたデータを統計データといいます。
統計データを交えて説明することで自分の発言の説得力が上がります。
考えてみてください。

最近スマホ決済を利用する人が増えており・・・

こちらのデータ(「日常的に携帯電話やスマートフォンで支払いをしている」:32.0%|博報堂生活総研「生活定点1992-2020」調査 (seikatsusoken.jp))によると、スマホ決済利用者は2020年32.0%であり、2年前から20%以上増加していることがわかります。
どちらがいいかは一目瞭然ですよね。
統計データを使用する際の注意点
統計データを自分のサイトで使う場合ただスクショとって貼るだけでは著作権的に問題になる場合があります。
使う場合は以下の5点を明確にし正しく引用を行うようにしてください。
- 主従関係:引用する側とされる側の双方は、質的量的に主従の関係であること
- 明瞭区分性:両者が明確に区分されていること
- 必然性:なぜ、それを引用しなければならないのかの必然性
- 引用元の記載
- 改変しないこと
引用については以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
無料の統計・調査データサイト13選
1.暮らしの動向ならコレ!博報堂生活定点

URL:生活定点1992-2020|博報堂生活総研 (seikatsusoken.jp)
博報堂生活定点には、1992年から2020年までの28年間の調査結果がグラフでまとめられています。
調査内容も日常生活など身近に感じるものが多く参考になります。

料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
2.インターネット上の統計データまとめ!調査のチカラ

調査のチカラは、インターネット上に公開されている調査データを集約したサイトです。
ソーシャルブックマーク/SNS等の公開データを参考に抽出し、掲載しています。
「生活/コンシューマ分野」と「企業/ビジネス分野」に大別され、様々な情報の統計データを見る事ができます。
料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
3.マーケティングリサーチ全般をサポート!NTTコムリサーチ

NTTコムリサーチは、Webリサーチ・ヒアリング調査・インタビュー調査など様々な調査手法を駆使し、多面的なデータや情報収集に基づく分析・戦略提言を行っているリサーチサービスです。
生活や仕事、政治等幅広いジャンルが網羅されています。
ただし詳細な集計データを見る場合は無料の会員登録が必要です。

料金 | 無料 |
会員登録 | なし(登録で調査に参加できる) |
4.統計データの勉強もできる!インテージ

生活者のいまとマーケティング・リサーチのトレンドやノウハウを知ることが出来る情報サイトです。
生活や仕事など様々なジャンルの統計データを見ることが出来ます。
データ活用についても書かれており、資料としてだけでなく勉強にもなります。

現在は上記のカテゴリではなく「トレンドを知る」「データ活用を知る」といったように大まかなジャンルに統一されているようです。
料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
5.○○人に聞いてみた!マクロミルのモニタサイト

URL:マクロミルモニタサイト (macromill.com)
「○○人に聞いてみた!」でさまざまな調査結果を見ることができます。
調査の数は他より少ないですが、興味深いアンケートもあるので面白いです。

料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
6.JMR生活総合研究所

JMR生活総合研究所では、消費に関する統計データや消費者調査の結果をまとめたものです。
「食と生活」「流通」にジャンル分けされ、月ごとに調査されています。
無料と有料コンテンツに分かれており、無料会員では過去1年のコンテンツに限られます。
料金 | 無料(一部有料) |
会員登録 | あり |

7.モバイル系のトレンドはこれ!MMD研究所

MMD研究所は、2006年に国内で初めて誕生したモバイル専門の調査機関です。
「通信やデバイスに関する市場調査や消費者調査」「アプリケーションやサービスの利用調査」「モバイルが生活に取り巻く社会環境や問題に関する調査」を実施しています。
モバイル端末のトレンドを調査したい場合は真っ先に確認したいサイトです。
料金 | 無料 |
会員登録 | あり |
8.子ども向け統計データベース!キッズすたっと

URL:キッズすたっと~探そう統計データ~ (e-stat.go.jp)
キッズすたっとは、小・中学生向けの統計データ検索サイトです。
自分の住んでいる地域や授業に出てくるキーワードなどから統計データを探すことができます。
子どもでも見やすい構造になっているので非常に使いやすいです。
なお、サイトの情報は全て「統計ダッシュボード (e-stat.go.jp)」を基に作成されています。合わせて確認してみてもいいかもしれません。
料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
9.政府の統計データベース!e-Stat 政府統計の総合窓口

これまで各都道府県が独自で実施していた調査を集約し誰でも利用しやすいようにまとめたものです。
各都道府県が登録した統計表ファイル・統計データなど各種統計関係情報を提供しています。
政府の統計データなのでオススメです。

料金 | 無料 |
会員登録 | なし(するとマイページ機能等が使える) |
10.日本の産業に関するデータ!日本生産性本部

URL:公益財団法人日本生産性本部 (jpc-net.jp)
日本生産性本部は、政府と連携して生産性向上対策をする民間団体です。現在の労使関係の基盤を作るなど数々の実績があります。
特に「レジャー白書」「雇用・賃金に関する調査」のレポートは有名です。
日本の景気や労働などを調べる際は参考になると思います。

料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
11.政府の経済・産業に関するデータ!経済産業省 経済解析室

経済産業省管轄の経済解析室は、経済・産業動向に関するデータをまとめたものです。
データだけではなく「資料の見方・使い方」「統計の目的」「統計の作成方法」などが記載されており非常に信頼できる統計データといえます。
多くが「e-Stat 政府統計の総合窓口」を引用しているようですが、中には経済産業省独自のデータも存在します。
料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
12.政府の情報通信に関するデータ!総務省 情報通信統計データベース

URL:総務省|情報通信統計データベース (soumu.go.jp)
総務省が管理する情報通信分野に関するデータを掲載しています。
「e-Stat 政府統計の総合窓口」は様々なジャンルの統計データを掲載しているのに対し、こちらは情報通信データに特化しています。

料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
13.政府の統計すべてを管轄!総務省 統計局

総務省統計局は、国の中枢的な統計機関として、国勢調査などの統計調査の企画・実施を行っています。
人口や消費、労働などの重要なデータを確認できます。
上記で説明した「e-Stat」「キッズすたっと」のリンクもあるので、政府の統計データについてはここをブックマークしておくと全て網羅できます。

料金 | 無料 |
会員登録 | なし |
無料の統計・調査データサイト13選まとめ
さいごに
無料の統計・調査データサイトについて解説しました。いかがだったでしょうか。
調査したいことの多くは上記で網羅できていると思いますのでぜひ活用してみてください。
また良いのがあれば追加していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント