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なぜ日本人は会社を辞めないのか

仕事

こんにちは、つばさです。

私は今の勤務先が好きではありません。

給料は安いし人間関係もいまいち。なのに、5年も務めています。

今回、転職しようと考えた理由も、結婚するからでした。

もし独身のままだったらまだ働いていたと思います。

なぜ好きでもない環境に居続けるのか。

この記事では会社にしがみつく会社員について考察しようと思います。

私はザ・無能なのでしがみつく人の気持ちもよくわかります。

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転職=悪だと考えている

まずは転職したいのにしない人について考えます。

転職するということは、今の職場を辞めるということです。

日本人は「最低3年は辞めるな」と言い、辞めること=ダメなことのように振舞っています。

本当は辞めたいと薄々思っているのに、転職したらいけない、今の仕事はどうするんだ、周りに迷惑がかかる。

とダメな理由や周囲のことばかり考え、躊躇してしまいます。

もっと自分の将来について考えるべきです。

あなたが辞めても絶対に回ります。今の仕事は誰かがします。そもそもそれをあなたが考える義理はありません。

周りに恨まれても辞めるんだったら関係ない人たちです。

転職先でやっていけるか不安

自分のことを無能だと自覚している人はこうなります。無能でなくてもこう考える人は多いです。

今の職場ではある程度の仕事をこなしてきたわけです。そのキャリアを捨てて新天地でやっていくのは確かに怖いです。

しかし私は無能こそ新天地に行くべきだと思います。今の職場で腐る前に、ゼロからスタートしたほうが才能開花する可能性はあると思います。

無能はしがみつけという意見は多いですが、無能側からしたらしがみついたら同僚から白い目で見られるのでかなりつらいです。

耐えれる図太い神経の持ち主なら別ですが。

ほとんどの人は転職先でもやっていけます。もちろん努力は必要ですが、前向きな姿勢で努力できる人なら絶対にどんな場所でもうまく行きます。

そんな人は無能にならないと言われそうですが、環境が合ってないとどれだけ努力しても「無能の働きもの」と言われ忌み嫌われてしまうのです。

現状に不満がない

給料は低いけど、1人暮らしだしなんとかなる。

という人も多いです。私もこれでした。

不満がないなら辞める必要はないです。

ただし、人生のターニングポイントが来たときにそのままでいいかを一度考えてみてほしいです。

特に結婚ですね。俺は一生結婚しないぞ、という人も一度考えてみてください。

今のまま40歳、50歳、60歳になったときのことを。

向上心がない

仕事にやる気がない。最低限のことだけやってある程度の給料もらえたらいい。転職なんて面倒だ。

気持ちはわかります。

日本は終身雇用制度が崩壊したと言われますが、中小企業ではまだまだ残っています。

幸か不幸か、社員は家族という昭和的な考えが中小企業の上層部には多いです。そのため向上心がなくてもダラダラ昇給してやっていけるパターンもあります。

あなたが50歳や60歳なら逃げ切れるかもしれませんが、それ以下の年代ではあやしいです。

黒字の会社ですら希望退職を募っている時代です。近い将来必ず中小企業にも同じ波が来ます。

そのとき真っ先にリストラ候補になるのは向上心の無い中高年です。

私もやる気のないアラサーですが、あと10年後にこの波が来たら間違いなくリストラ候補になると思います。

そしてやる気がない社員はもれなくスキルもないので、会社にしがみつくしかないのです。

放り出されたらスキルゼロの無職のおっさんが出来上がってしまいます。

会社に恩がある

今まで育ててもらった。上司に良くしてもらった。

など、会社のために働いている人もいます。

このタイプの人は上記と違い転職する気もなく向上心もあります。

しかしこのタイプこそ一番危険です。

仕事が生きがいの人もいるでしょうが、会社員でいる限りは労働者という枠組みからは逃れられません。

コロナ禍で給料やボーナスが下がった人も多いでしょう。

そのとき、会社のためなら仕方ないと受け入れる人はもはや一種の洗脳のような気がします。

あなたがどれだけ会社のことが好きでも、会社が費用削減でまず着手するのは人件費です。

コロナ禍でそれがはっきりしました。

どれだけ会社が好きでも、正しい報酬がもらえないようなところからは逃げなければいけません。

日本は転職に厳しい

自分の手にスキルがあるなら、それで食べていくことに困らないかもしれません。

しかし、転職市場では30歳が限界と言われ、それより上の年齢では極端に成功率は下がります。

年を取るほど新しいものを取り入れられなくなりますよね。これを嫌っているのだと思います。

高齢者がネットできないのと同じ理屈です。

今までの会社と全く違う社風を受け入れることができるのは若いうちだけだと思われているのでしょう。

それでもなお採用されるのは、人が足りていないかその人が凄いスキルを持っているかだと思います。

自己肯定感の低い人が今の社会構造を作っている

日本は30年間給料が上がらず、むしろ下がっているというのは知っている人も多いと思います。

また、労働生産性も低く、長時間労働低賃金の国です。

非常に問題になっておりワーキングプアや派遣社員は生活できない給料しかもらえません。

もちろんそんなブラック企業が悪いのは当然なのですが、問題はそんな求人を出しても人が来るということです。

例えば東京で年収300万しかもらえなかったらハッキリいって生活できません。

仮にギリギリの生活をしたとしても結婚は絶対できないし、色々制限される人生になります。

しかし、給料の高い会社にはスキルもなく働くことはできない。でも生活はしないといけないので低くても応募してしまう。

自分はスキルが何もない。何もできないから高い給料はもらえない。

このような自己肯定感の低い人たちが仕方なくブラック企業に応募してしまうので、ブラック企業はブラック企業であり続けるのです。

自己肯定感の低い人ほど勉強したほうがいい

自分に自信がない人が転職できない、辞めれない気持ちもわかります。いきなり零細企業から大企業への転職が成功率が低いのは知っての通りです。

私は自分に自信がない人こそ資格を取るなどの勉強に精を出すべきだと思います。資格じゃなくても仕事に繋がる勉強でもいいです。

プログラミングとか。何かやりたいこと、やってみたいことについて勉強し自分の可能性を広げることはやるべきです。

なぜ辞めないのか

私の場合、正直このままダラダラ過ごしても良いかなと思っていました。

しかし、結婚することになり今のままじゃだめだと気が付きました。

不安だという人は転職活動だけでもしてみてもいいと思います。

今の自分の市場価値を知る事ができるいい機会です。いい会社があれば転職すればいいし、ないなら今のまま過ごせばいいじゃないですか。

ただ、現状なんとなく満足していない人は危機感を持って行動したほうがいいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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