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無能な働き者の3つの特徴と自分がならないための対処法

仕事
つばさ
つばさ

俺って無能だよな・・・

こんなこと思うこと思うことありませんか?

どんなコミュニティにも必ず存在する無能と呼ばれる人々。あなたはそんな風に思われていませんか?

どんなに取り繕っても無能であることは遅かれ早かればれてしまいます。

今回は、当てはまると高確率で無能な人認定されてしまう3つの特徴をご紹介します。

この記事でわかること
  • 無能な働き者の3つの特徴
  • 無能な働き者にならないための対策
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無能な働き者とは

無能な働き者とは、ドイツの軍人ハンス・フォン・ゼークトの唱えた組織論に出てくる言葉です。

ゼークトの組織論は、軍人を4つのタイプに分けました。そしてそれぞれに合った職務と対処法を解説しています。

ゼークトによると、組織にいる人間は「有能な怠け者」「有能な働き者」「無能な怠け者」「無能な働き者」に分類されます。

無能な働き者は、ゼークトは組織の一番の害であるとしています。

正しい判断力も正しい行動力も備わっていないのに、勝手な自分の判断で行動してしまうというのが特徴です

ゼークトは無能な働き者を銃殺刑にせよ、と説きました。

やるべきではないことをすすんで行い、集団のお荷物となる無能な働き者は排除すべき存在としたのです。

無能な働き者は仕事を増やす

そもそも無能な働き者は自覚がありません。

いろいろ動いて仕事をしていますが、その多くに何かしら問題があり結局他の人を巻き込んで迷惑をかけてしまいます。

無能な働き者が動くと周囲がそれを修正するために余計な仕事が増えてしまいます。

無能な働き者には何もさせてはいけないのです。

日本人は無能な働き者?

日本は労働時間が長い割に生産性が低いと言われています。

これは事実ですが、日本人は無能な働き者なのでしょうか?

日本人は極めて勤勉で仕事ができる人は多いと思います。しかし社会や会社の構造上、働いても成果が上がらないような仕組みになっているのではないかと考えています。

1日中走り回って1件の契約を取る。無駄な会議が多い。無駄な資料作成が多い。

これではどれだけ有能でも成果は出ないと思います。

日本人が無能な働き者というより、社会構造が日本人を無駄な働き者に見えるようにしているのではないかと思います。

無能な人の3つの特徴

無能な人の3つの特徴
  • タスク管理ができない
  • スケジュール管理ができない
  • 報連相ができない

他サイトを色々見ているとメモが取れないだったりスマホゲームばかりしているだったり他にもたくさん書いてあり、該当することは間違いないんだけど本質はこの3つだと思います。

後述しますが、これ以外の様々な項目は全てこの3つのどれかに当てはまるからです。

私の経験と共にひとつずつ見ていきます。ちなみに私は製薬メーカーの研究開発員です。

タスク管理ができない

傾向

無能と言われている人は総じて、やるべきことに優先順位を付けることが出来ない人です。

”中間報告のデータ整理よりどうでもいい書類作成”を一生懸命やっています。

他にも

「メモを取らない」「忘れっぽい」「何度やっても同じミスをする」「仕事が遅い」

などが該当します。

さらにたちが悪いのは頼まれた順に仕事をする傾向があることです。

期限が1週間後の仕事1をしている途中に期限が1か月後の仕事2がきても仕事2から着手します。

その結果1週間後の期限に間に合わず相手に迷惑をかけてしまいます。(経験談)

そんなわけないだろ(笑)と思った人はまだ大丈夫です。

私も頭ではわかっていたつもりだったけど、実際はパニックになって最初の仕事1を忘れていました。

また、すでに何度か失敗して周りに

上司
上司

こいつもしかして仕事できないのか?

と思われ始めている人の場合

上司
上司

手が空いたときでいいから

先輩
先輩

今すぐじゃなくていいから

と言って仕事を渡してくれる場合があります。

この場合、下手すると一生やりません。

上司に確認されて初めて思い出します。(経験談)

対策

優先順位をつけろ!

なんて当たり前のように言われますが、それができれば苦労しないですよね。

ここでおすすめしたいのは

毎日すべての残務をノートに書くことです。

このとき、締め切りを一緒に書くのも良いです。

ワードやTODOで記録するのではなく、ペンとノートで記録します。

終業15分前くらいからこの作業を行い、頭を整理する時間を作ってみてください。

最初はうまく書けないかもしれませんが、だんだんとスラスラ書けるようになると思います。

残務量と締め切りを把握することで、あと何をしないといけないかが見えてきます。

毎日すべての残務をノートに書いてみよう!

スケジュール管理ができない

傾向

締め切りからの逆算してスケジュールを立てることが出来ない人も多いです。

スケジュール管理ができない人は総じてゴールがわかっていないパターンが多いです。

ゴールを設定していないので、「期日までにどうするか」ではなく「今日何をするか」を決めて動いていたりします。

さらにひどくなると「今日何をするか」ではなく「どうやって定時まで過ごそうか」となります。

「今日何をするか」という思考で仕事をしていると、一応毎日仕事はしているのでデータなどは蓄積されますが

問題はこの日々の仕事がゴールに対して一貫性が全く取れていないことです。これはゴールがわかっていないのが原因です。

上司
上司

結局このデータから何が言いたいの?

となります(絶望)。

大学院時代教授に「この研究は何の意味があるの」と言われた時のような絶望感です。

さらに「どうやって定時まで過ごそうか」という思考になると

意味もなく試薬を溶媒で溶かしてみたり、まったく関係ない論文や特許をPC画面に出して勉強しているフリをします。(経験談)

こうして締め切り直前になり詰みます。

考察の視野が狭すぎて他の可能性を全く考慮せず進めていたら検討終盤で違うと発覚して最初からやり直す。  というのは無能研究員あるあるです。こうなるとスケジュールはすべて崩れます。

対策

ゴールは何かをしっかり確認しよう!

自分の仕事はどうすれば終わるのか。

これがわかるだけでも結構やる気になります。

つばさ
つばさ

たぶんこれでいいだろう

だけだと違ったときヤバいので

担当や上司に「ゴールはこうですよね?」と確認して擦り合わせできるのがベストです。

先ほどの毎日すべての残務をノートに書くと一緒に実施していくと、だんだんその日何をすればいいかがわかってくると思います。

また

スケジュール管理できない人は「完璧主義者」が多いので、こまめに上司に報告できれば良いですね。

ゴールは何かをしっかり確認しよう!

報連相ができない

傾向

報連相が出来ない人の多くはコミュニケーション能力が低いです。

これは自信を持って言えます。

コミュニケーション能力が低い人は自分から報連相はほとんど行いません。

定期的な報告会が無いと、上司が聞いてきて初めて報告するということがザラにあります。

そもそも一日であいさつ以外しゃべらない人もいます。新入社員のころは研修の一環で一日の報告をしないといけなかったりするので問題ないですが、2年目以降は自分からコミュニケーションとっていかないと取り返しのつかないことになります。

完璧主義・定時まで何しよう思考・コミュ障は役満です。

おそらく周りから無能だと思われています。

対策

コミュ障を直せ!

なんていうのはほぼ不可能だと思うのでもう少し現実的な対策を提案します。

毎週決まった曜日に自分だけの報告会をしよう!

おそらくハードルは今までで一番高いですが一番おすすめできます。

毎回上司に「あの、今お時間いいですか・・・?」と聞いていては精神が持ちません。

なので報告会を決まった曜日・時間にあらかじめ設定します。

つばさ
つばさ

「毎週金曜15時から15時30分までは報告会

参加者は自分と上司の2人です。上司にもその旨を伝えましょう。

つばさ
つばさ

これから毎週金曜の15時から30分程度報告会の時間を設けたいのですが・・

おそらくOK出ます。時間は上司に合わせましょう。

怒られるのが嫌で周りに人が多いと相談できないという人は会議室を抑えましょう

会議室を使っていると周囲に認識させることが出来れば、仕事も報連相もできるやつだと評価される場合もありますのでおすすめです。

あらかじめ報告会があるとなればやるしかないので、最初に自分を追い込んでみましょう。

毎週決まった曜日に自分だけの報告会をしよう!

私も漏れなくコミュ障なので、こんなことを言っていますが研究部時代は報連相はほとんど行いませんでした。

まとめ

タスク管理ができない→毎日すべての残務をノートに書いてみよう!

スケジュール管理が出来ない→ゴールは何かをしっかり確認しよう!

報連相ができない→自分だけの定期報告会を設置して自分を追い込もう!

いきなり出来るようにはなりませんので、小さなことからコツコツと実践してみるといいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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