仕事をしていく上でタスク管理は非常に重要です。
《タスク管理が出来ない=仕事が出来ない》と捉えられてしまうほど。
別記事で無能な人の特徴というのも書いているので合わせて読んでみてください。
今回はタスク管理が出来ない人の特徴について考えます。
タスク管理が出来ない人の特徴
1.優先順位を付けれない
傾向
重要な仕事とそうでない仕事の区別がつきません。
どうでもいい書類を作っている一方で期限直前の仕事を放置なんてこともあります(経験談)。これは自分が出来そうな仕事から手を付けているためです。
その結果、難易度の高い仕事ばかり残り期限が迫って詰みます。
また、頼まれた場合に断れない人も多いです。
新しく依頼された案件から手を付けるため、最初に依頼されたものは放置されがちです。
数が多くなると古い案件は記憶からなくなっています。
対策
一日の終わりに残務を書き出しましょう。
PC上でもいいですが本当に出来なくて困っている人の場合、紙に書くことがオススメです。
手を動かすことで記憶に残りやすいし、頭の整理もしやすくなります。
残務が整理出来たら難易度を自分なりに付けます。
《期限が迫っている》《やり方が思い付かない》など基準はなんでもいいです。
そして難易度が高いものはどうやって進めていくかを考えます。一人では難しい場合、上司と相談します。
上司と悩みを共有することは非常に重要です。失敗したとき、ちゃんと相談してないと責任重すぎます。上司と分け合いましょう。
残務を紙に書き出そう。少しでも悩みがあれば上司に相談!
2.スケジュール管理が出来ない
傾向
何をいつまでにやればいいかわかっていません。
最終的なゴールの期限はわかっているけど、日々の作業のゴール設定が出来ないことが多いです。
そもそも何をすべきかわかっていないので日々の作業の設定も出来ません。
上司にも今更相談できず、期限が迫ってきて肝心なことをやっていなかったりして間に合いません。
ちなみに、一度でも期限に間に合わないと信頼は地に落ち、元に戻ることはほぼありません。
対策
50点でいいからさっさと出す。
期限に遅れることだけは社会人として最もやってはいけないことです。
そのために最終的なゴール以外に中間地点のようなものをいくつか決めておきましょう。
そして、締め切りにはかなり余裕をもって出します。50点くらいでもいいので上司に見せましょう。
「ここを直して」と修正が入ると思いますので言われた通りやります。これを繰り返すことで自分で考えなくても上司が80~90点くらいまでの道筋は作ってくれます。
さっさと出して上司に道筋を作ってもらおう!
3.何をすべきかわかってない
傾向
最終的なゴールはわかっています。しかし、そのゴールのために何をしなければいけないかがわかっていません。
仕事を漠然と捉えているため具体性に欠けます。
例えば、製剤開発で「製品の価格を下げる」ことを指示された場合、「原料の単価が安いところを探す」「単価が高い原料の配合量を減らす」「容器を安価なものにする」などの具体案がありますが、ここまで考えが働かずどうしようと悩んでしまいます。
また、何をすればいいかわからないので上司に報告も出来ず、結果として報告会や上司から聞かれるまで相談出来ないことに繋がります。
社会人として《コミュニケーション能力が無い》と評価され《無能な人》のレッテルを貼られてしまいます。
対策
仕事を細分化する。
仕事を出来るだけ細かく分けましょう。最終的に1日単位まで分ける事が出来ればやるべきことが非常に明瞭になります。1日単位まで考える事が出来れば、スケジュール管理も出来るようになっていると思います。
最初は5つくらいの細かいゴールを決めるといいと思います。おおまかでもいいので《細分化する》という作業が大事です。
ゴールまでの作業を出来るだけ細かく分けよう!
まとめ
・優先順位がつけれない→残務を紙に書きだそう!
・スケジュール管理ができない→さっさと上司に出そう!
・何をすべきかわからない→作業を出来るだけ細かく分けよう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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