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高齢者ほどデジタル化が必要だ

暮らし

こんにちは、つばさです。

みなさんの親は今のデジタル化について来ていますか?

スマホやインターネットの恩恵を受けているのは若い世代が多いです。ですが本当は高齢者こそデジタル化に適応していくべきなのです。

今回は私の両親を例にあげて解説していきたいと思います。

この記事でわかること
  • なぜ高齢者にデジタル化が必要なのか
  • 高齢の親をデジタル化させる方法

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登場人物

父(60代後半):ガラケー・現金派・インターネット知識はゼロ・新しいことに挑戦できない堅物

私(20代後半):父のデジタル化を進めようとしている

なぜ高齢者ほどデジタル化が必要なのか

ハッキリ言って多くの高齢者は「デジタル弱者」です。

いつまでもガラケーを使っている。電話とメールしかしない。わからないことは人に聞く。

上げればキリがないですが、みなさんの両親も似たような感じではないですか?
私はまだ20代なのでわかりませんが、どうやら年を取ると考えを柔軟にすることができなくなるようです。

年を取るって怖いです。体も動かなくなるし、物忘れもひどくなる。

しかし、衰えていく人こそデジタルの力を借りるべきなのです。

買いものや資産管理、毎月の収支、暇つぶし、すべてスマホ1台で完結する時代です。自分の生活を豊かにするためにも、積極的に取り入れていくべきです。

しかし、私の父のように堅物で新しいことを学ぼうとしない、できない人も多いです。

そんなときは私たち若者世代がもっと寄り添ってわかりやすく説明してあげることが重要なのです。

終活としてのデジタル化

多くの場合、親は自分より先に亡くなります。

悲しむ暇もなく、毎月の支払をストップしなければいけないこともあります。

ですが、あなたは親が毎月「何に」「いくら」「どこに」支払っているか把握していますか?今すぐ解約しないといけないとなった場合に正しくできますか?

そんな人はほとんどいません。

「終活」という言葉もありますが、多くの親子は話しづらくてできません。

そんなときデジタル化によって支払いを見える化できれば、お金の流れを把握することができます。

これこそが終活の第一歩だと思います。

ようやく父のデジタル化を少しずつできてきたのでその方法と何をやればいいかをご紹介したいと思います。

おすすめは楽天経済圏に入れること

これがもっとも簡単です。

まず、親世代は圧倒的に現金派の人が多いです。目に見えないものと怖いと思っています。

まずはこの価値観を壊すことからしなければいけません。

なぜ楽天経済圏かというと、単純に「聞いたことあるから」です。

私の父は野球が好きです。楽天は球団も持っているし、最近では楽天モバイルなんかもニュースで頻繁にやっており聞きなれていたからです。

ここで野球ならソフトバンクもあるし、ヤフー経済圏でも。と思うかもしれません。
もちろんそれでも結構です。しかし私の父は「ソフトバンク=ヤフー」ということすら知りませんでした。名前が違うものは全て別物です。

その点、楽天経済圏はすべて「楽天○○」とついているので、ユーザー側もわかりやすいのです。

現金→キャッシュレスにする方法

親世代にはけっこう大変です。そもそもクレジットカードの使い方すらわからないし、目に見える現金は安心できるからです。

我が家の場合、ポイントで釣りました。

家賃や光熱費、生活費など毎月の支払をすべてクレジットカードにしたら1万円以上のポイントが返ってくる。そのポイントでスマホ代を払ったり、買い物したりできることを伝えました。

使いすぎるのが怖いとも言っていましたが、何に使いすぎるのが怖いのか質問したら明確に答えることはできませんでした。

結局何が怖いかもわからないけど、今までと違うことをするのが何となく怖いということでした。

とりあえず、クレジットカードを申請し、一度だけ買い物で使ってもらうと楽だということに気づいてくれました。

重要なのは一緒についていくことです。

「あとは勝手にやっといて~」では何も変わりません。成功体験をしてもらうまでが重要です。

最初の一歩を踏み出せたら、あとは楽です。

ポイントの使い方を説明する

私の父もTカードやポンタカードでポイントは貯めていました。しかし、どうやって使えばいいかわからず貯まるばかり。最終的にポイント消失。

これではポイントのありがたみはわかりません。

楽天には楽天市場があるので、わかりやすく説明できます。試しにポイントを使って買い物するシーンを見せてあげるといいと思います。

(厳密にはカード払いをした後、ポイントでカード支払額を減らすほうがポイント効率はいいが簡単のため省略しています。)

ポイントはこうやって使うんだということがわかればネットでの買い物の方法もわかってくれます。

楽天モバイルにする

私の父はいまだにガラケーでした。操作も慣れているので変えたくないと思っていたのかもしれませんが、格安スマホの値段を聞くとびっくりして変えたいと言ってきました。

本当は格安スマホなら何でもいいんです。ただ楽天経済圏の凄さを説明したために他のおすすめを説明するのも面倒になってきたので楽天です。(笑)

一度にたくさん理解するのは大変なので「楽天がいいらしい」くらいの認識にできればいいと思います。

ガラケーならネットもほとんど使わないだろうし上手くいけば0円かもねというと驚いていました。

このとき、MNPの手続きだったり、楽天モバイルの申し込みはやってあげましょう。

MNPの手続きは本人にかけてもらいましたが、「今なら2万円分のクーポン?つけさせてもらいます」などの口車に乗りそうだったので慌ててカンペを出して乗り切りました。

使い方ではなく調べ方を教えよう

スマホをもって生活が豊かになるのはいいですが、当然使い方はわかりません。最初は色々教える必要があります。そこは頑張ってほしいです。

しかし、1問1答のように答えだけ教えていては、頻繁に電話かかってくるはめになります。
最悪の場合、わからないから家まで来てくれと言われます。
片道40分かけて、本体横にあるマナーモードのボタン解除するだけなんてこともありえます。(経験談)

こうならないために、答えを教えるのではなく答えにたどり着く方法を教えましょう

デジタル弱者の場合、インターネットサーフィンすらできないので一から教えることになりますが、ずっと聞かれるよりましです。

「スマホ 音が聞こえない 対処法」で調べて、同じ症状の人がいないか、いたらどうやって解決したのかを見ようと教えます。

今でもたまに連絡ありますが、本当に簡単なことは調べてくれるようになりましたね。

支払いを楽天カードに変更

これはポイント面以外にも支払い内容の把握という意味もあります。楽天カードじゃなくてもスマホ上で支払額が確認できれば何でもいいです。

私の父は自分自身ですら、毎月の支出を把握していませんでした。

なので最初は毎月何にお金を払っているのか通帳から判断します。
そして少しずつ支払いを楽天カードからに変更していきます。

理想はすべて楽天カードにすることです。というか、1つの口座に支出をまとめることです。

若い人は「生活費用」「貯金用」などと口座を分けているかもしれませんが、親世代だとわかりやすいほうがこちらも楽です。

これができれば終わったも同然です。

このとき支払い口座は楽天銀行なのか疑問かもしれませんがどこでもいいです。

もちろんポイントとかを考えたらそうなんだろうけど、親の銀行口座ってそこそこ大金が入っていたりします。生前贈与みたいな形で子どもに渡すのもいいと思いますが、大金移動させるのが大変という場合は、今の口座でもいいと思います。

最近はどんな銀行でもスマホで残高確認できますが、それはできるようにしておいた方が絶対いいです。アプリがあれば見やすいですので、そういう意味では楽天銀行はいいですね。

支出を見直す

支払い先を変えている途中でいらなそうなものがあったら相談して解約しましょう。

使わない固定電話、保険、乗らない自動車や自動車保険など、生活のダウンサイジングは今後重要になります。

支出が減ったからって今より不幸になるわけではないですから。

楽しみを教える

老後にゲートボールをしたりハイキングをしたり元気な高齢者はたくさんいます。

しかし、体の衰えによりそうはいかない人もかなりいると思います。若い時から体を動かすといっても時すでに遅し。

今できることを教えてあげましょう。

スマホでは本も読めるし映画も見れます。サブスクは書店やレンタルショップより格安です。

定年後、家で一生テレビ見てる老人になってほしくないので、ネットの世界を知って視野を広げてほしいです。

もしかしたら新たな仕事だって見つかるかもしれないし。

さいごに

親はいつまでも私のことを子どもだと思っています。おそらくみなさんの親も。

しかしデジタルに関して、親の知識は子ども同然です。あなたが親になって、色々教えてあげてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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